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[きものお直し事例集①]

派手になってしまった柄の色味を抑えつつ、着回ししやすい柔らかな地色にお染替え。
こちらの小紋はお母様が着ていたもの。
真っ赤な椿が印象的ですが、キモノ好きなお嬢様には色味が強く着るイメージが湧かずずっと眠っていました。

強い黄変(カビなどの汚れが原因で生地が変色してしまったもの)も見られたので思い切って染め直すことに。
まずは気になる柄の色味を彩度を下げるように修正し、コーディネートしやすく着回ししやすい淡いクリーム地に地色を染め変えました。

また、しみ抜きで落ちない強い黄変の所は、元々の柄を新たに描き足すことで隠してしまいます。
この柄を足す加工をする時、元々の柄の特徴を的確につかんで違和感なく仕上げる職人さんの技にいつも感動しています♪

状態の良い八掛は地色に合うように一緒に染め直しをしてお嬢様の寸法でお仕立て。
上品におしゃれが愉しめる一着に仕上がりました。
お母様のキモノがまた次の世代へ受け継がれていくと思うととても嬉しい気持ちになります。

今回のお直しにかかった費用は下記の通りです。
・解き、洗張り、地色の染替え(引き染め) →¥30,240
・柄足し、色挿し、八掛の共染 →¥32,400
・お仕立て(胴裏再利用) →¥32,400
合計 ¥95,040

地色の染め替えで洗張りとお仕立てが必要になったため値が張りましたが、思い入れのあるキモノがまた活躍してくれると大変喜んでいただきました。

今年の新作浴衣♪

冬・椿の名古屋帯コーディネート

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